初心者必見!おすすめハンドメイド販売サイト12選|メリット・デメリット徹底比較

初心者向けにおすすめのハンドメイド販売サイト12選を紹介。minneやCreemaなどの大手から、BASE・STORES・Shopifyの独自ショップ型、さらに楽天・Yahoo!・Qoo10などの総合モール、メルカリShopsまで網羅し、それぞれの特徴と注意点を徹底解説します。

  • 更新2025年8月16日

ハンドメイド作品を販売したいと思ったとき、最初に悩むのが「どの販売サイトを使うか」ではないでしょうか。手数料や集客力、ブランド戦略など選ぶ基準は人それぞれ。この記事では初心者におすすめのハンドメイド販売サイト12選を取り上げ、それぞれのメリット・デメリットを徹底比較します。

初心者向けにおすすめのハンドメイド販売サイト12選を紹介。minneやCreemaなどの大手から、BASE・STORES・Shopifyの独自ショップ型、さらに楽天・Yahoo!・Qoo10などの総合モール、メルカリShopsまで網羅し、それぞれの特徴と注意点を徹底解説します。


ハンドメイド販売サイトを選ぶ前に知っておきたいポイント

手数料とコストの違い

販売サイトによって手数料体系は大きく異なります。プラットフォーム型(minneやCreema)は販売手数料が10%前後とシンプルですが、モール型(楽天・Yahoo!)は月額固定費+システム利用料がかかり、初心者には負担が大きい傾向があります。

集客力と利用者層

集客力を重視するなら、すでにハンドメイドファンが多く集まっているminneやCreemaが有利です。一方、独自ドメインショップは集客を自分で行う必要がありますが、ブランド作りに強い武器になります。

使いやすさ・出品のしやすさ

スマホアプリから簡単に出品できるminne・Creema・メルカリShopsは初心者でも気軽に始められます。反対にShopifyやWooCommerceは自由度が高い反面、初期設定に一定の知識が必要です。

海外販売の可能性

国内中心であればminneやCreemaで十分ですが、海外展開を考えるならPinkoiやShopifyに可能性があります。将来の販路を視野に入れて選びましょう。


おすすめハンドメイド販売サイト12選

minne(ミンネ)

日本最大級のハンドメイドマーケット。利用者数が圧倒的で、初心者でも一定のアクセスが期待できます。
メリット:集客力が高い/スマホアプリが使いやすい/初心者向け情報も豊富
デメリット:出品数が多いため競争が激しい/手数料(販売手数料10.56%+振込手数料)がかかる

Creema(クリーマ)

minneと並ぶ国内2大マーケット。やや高価格帯の作品も売れやすく、ファン層の購買意欲が高め。
メリット:作品の質を重視するユーザーが多い/展示販売イベントも開催
デメリット:初心者は価格設定に迷うことがある/手数料(11%)がやや高め

iichi(イイチ)

作家性を重視したマーケットで、アート性の高い作品やクラフト志向に強い。
メリット:作品単価を高く設定しやすい/落ち着いた客層が多い
デメリット:利用者数はminneやCreemaより少なめ/集客には工夫が必要

Pinkoi(ピンコイ/海外向け)

台湾発のグローバルマーケット。日本作家の出品も多く、海外ファン獲得に強い。
メリット:海外販売が可能/アジア圏で人気
デメリット:説明文を英語や中国語対応する必要がある/送料・発送対応に手間

BASE(ベイス)

独自のネットショップを無料で開設できるサービス。デザインも簡単にカスタマイズ可能。
メリット:初期費用無料/独自ドメイン設定可/アプリや外部サービス連携が豊富
デメリット:集客は自力が基本/販売手数料+決済手数料がかかる

STORES(ストアーズ)

BASEと並ぶネットショップ作成サービス。シンプルな操作性で初心者に優しい。
メリット:月額無料プランあり/商品管理が直感的/独自ドメイン対応
デメリット:集客はSNSや広告に依存/無料プランは機能制限あり

Shopify(ショッピファイ)

世界最大級のECプラットフォーム。拡張性が高く、本格的にブランドを育てたい人向け。
メリット:海外販売にも強い/豊富なアプリで機能拡張可能
デメリット:月額利用料が必要/設定が難しく初心者にはやや不向き

WordPress+WooCommerce

完全に独自運営するタイプ。自由度が最高で、自分だけのショップを構築可能。
メリット:手数料不要(決済以外)/SEO・デザイン自由度が高い
デメリット:サーバー・ドメイン管理が必要/技術知識が必須

楽天市場

国内最大級のECモール。圧倒的な集客力を持つが、個人作家にとってはハードルが高い。
メリット:集客力が最強/ポイント制度で購買意欲が高い
デメリット:月額費用・出店審査が厳しい/法人化がほぼ必須

Yahoo!ショッピング

楽天に次ぐモール型EC。こちらも個人では出店しにくいが、ブランド規模が大きくなれば選択肢に。
メリット:集客力が大きい/PayPay連携が強い
デメリット:個人出店は難しい/手数料やシステムが複雑

Qoo10

価格競争に強いモール。韓国・アジア圏で人気だが、ハンドメイドの高付加価値商品とは相性に注意。
メリット:低価格帯商品が動きやすい/若年層に強い
デメリット:ハンドメイド作品の単価アップは難しい/手数料も高め

メルカリShops

フリマアプリの「メルカリ」と連動したショップ機能。手軽さが魅力。
メリット:既存のメルカリ利用者にアプローチできる/スマホで簡単に出店可能
デメリット:価格競争に巻き込まれやすい/ブランド作りには不向き

ハンドメイド販売サイト比較表

サイト名販売手数料月額費用集客力初心者向け度
minne10.56%無料◎(国内最大)
Creema11%無料◎(高価格帯に強い)
iichi20%無料○(クラフト志向)
Pinkoi15%前後無料○(海外ユーザー多い)△(語学必須)
BASE3.6%+40円無料△(自力集客必須)
STORES5%(無料プラン)0円〜△(自力集客必須)
Shopify2.9%+30円〜月額3,000円〜○(海外に強い)△(中級者以上向け)
WordPress+WooCommerce決済手数料のみサーバー・ドメイン代△(SEO次第)△(技術必須)
楽天市場2〜7%+固定費月額数万円〜◎(国内最強)×(個人不可に近い)
Yahoo!ショッピング約7%月額無料〜◎(PayPay強い)×(個人困難)
Qoo1010%前後無料○(若年層中心)
メルカリShops10%無料◎(既存ユーザー多数)

初心者におすすめの販売サイトは?

最初の一歩なら minneやCreema が安心です。作品の露出が自然に増えるため、まずは販売の流れを掴めます。
ブランドを育てたいなら BASEやSTORES から独自ショップを構築し、徐々に集客を強化していくのも手。将来的に法人化して規模を拡大するなら Shopifyや楽天・Yahoo! を視野に入れてもよいでしょう。


まとめ|まずは1サイトから挑戦してみよう

販売サイトの選び方は、あなたが「どんなお客様に届けたいか」で変わります。集客のしやすさを取るか、ブランド構築を優先するか。
まずは1つのサイトに集中し、経験を積むことが成功への近道です。自分の作品やライフスタイルに合った販売サイトを選び、ハンドメイド販売の一歩を踏み出しましょう。